US配列×40%キーボードの世界
はじめに
キーボードをただの入力機器だと思っていませんか? キーボードは(私の場合は)スマホ以上に触っている時間が長いデバイスです.
この記事では,キーボードにこだわるメリット,私が使っているキーボードとそのキーマップについてお話します.
使用しているキーボード
相棒
洗練されていてかっこいいですね.
テンキーはもちろんのこと,ファンクションキー,数字キー,さらにはバックスペースすらありません.
ではどうしているかというと…
Remapを用いたキーマッピング
Remapというツールを用いて,キー配置を自分で設定しています!
Remapではレイヤーというものを使用することができます. あるキーを押している間はレイヤー〇〇に移動するという具合に,少ないキーで快適にタイピングすることが可能なのです.
左の01234と書かれている数字はレイヤーを意味しています.
一つ目のキーマップの写真にMO(2)やMO(3)が見えると思います.このキーを押しているあいだは,MO(2)ならレイヤー2に,MO(3)ならレイヤー3に移動するという意味です.
例えば,数字の2を入力したいなら,MO(2)を押しながらxのキーを押します.
このようにして,以下のようなキー数の差を補っています!
| 通常のテンキーレス | Keychron Q9 Plus | |
|---|---|---|
| キーの数 | 約90個 | 52個 |
キーキャップについて
素材
PBT(ポリブチレンテレフタレート)を用いている.耐久性が高い!!!
印字方式
ダブルショット成形.文字がキーキャップの素材とは別のプラスチックで作られており,摩耗によって文字が消えない!!!
プロファイル
キーの形のことをプロファイルといいます.私が使っているキーキャップはOSAです.キーに適度な球面形状があり,快適なタイピングが可能!!!
打鍵感と音
打鍵時に上品で低めの音を発し,手触りも良好です.
欲しいキーキャップ
キーキャップは,互換性があれば着せ替え人形のように交換することが可能です.今気になっているのは,セラミック製のCERAKEY(セラキー)という製品です.
CERAKEY( Blue Crazed )
いーなー
プログラミングとの相性
控えめに言って最高.これまで使っていたキーボードでは,数字キー,ファンクションキーそして記号の入力をするときに,手元をどうしても見てしまっていました.Keychron Q9 Plusに変えてからは完全にタッチタイピングが可能になりました!
特に,バックスラッシュ\が打ちやすいです.プログラミングではないですが,\(\LaTeX\) を使うと,バックスラッシュを多用するので,とても便利です.
最後に
キーボードの沼は他の沼よりも粘度が小さいです.飛び込みましょう.
私は,これから自作キーボードの沼に飛び込もうと思うので,一緒に来てくれる人はぜひ.